良く利用するんだけど、忘れっぽいのでメモ
文字列から数値変換(10進数)
- Number(文字列)
引数が数値に変換できない場合はnanを返す。 - parseint(文字列,10)
文字列の先頭から数値と判定できるところまでを数値として扱い返す。
先頭に数値以外が入っているときはnanを返す。 - parseFloat(文字列)
文字列の先頭から数値と判定できるところまでを数値として扱い返す。
先頭に数値以外が入っているときはnanを返す。
関数実行結果表
入力値(文字列) | ||||||
入力値 | 12345 | -12345 | 123.45 | -123.45 | 123aa | aa123a |
Number(入力値) | 12345 | -12345 | 123.45 | -123.45 | nan | nan |
parseint(入力値,10) | 12345 | -12345 | 123 | -123 | 123 | nan |
parseFloat(入力値) | 12345 | -12345 | 123.45 | -123.45 | 123 | nan |
parseIntでn進数変換
parseint(入力値,基数)
基数には2から36までの設定が可能。省略した場合はほとんどの場合は10進数となる。
旧ブラウザで先頭が0から始まる文字列を指定し、基数を省略した場合に8進数として文字変換が行われる時がある。
実行式 | 結果 |
parseInt(“FF”,16) | 255 |
parseInt(“123”,8) | 83 |
parseInt(“1100”,2) | 12 |
parseInt(“uwaaa”,10) | NaN |
数値から文字列変換
- String(数値)
- (数値).toString()
文字列へ変化することでlengthやreplaceなどのプロパティが利用できるようになる。
var moji=new String(“123456”);
console.log(moji.length); 結果6
数値の切り捨て・切り上げ・四捨五入
- 切り捨て Math.Floor 次に小さい整数値を返す。
- 切り上げ Math.ceil 次に大きい整数値を返す。
- 四捨五入 Math.round 小数部が.5以上なら次に大きい整数値へ切り上げ、.5未満なら次に小さい整数値へ切り下げる。
関数実行結果表
入力値(文字列) | ||||
入力値 | 12.45 | -12.45 | 12.51 | -12.51 |
Math.floor(入力値) | 12 | -13 | 12 | -13 |
Math.ceil(入力値) | 13 | -12 | 13 | -12 |
Math.round(入力値) | 12 | -12 | 13 | -13 |
注意
関数実行結果表はFirefox56.0.2 (64 ビット)のコンソール画面で式を実行した結果です。